新聞折込とポスティングはどちらが良いの?
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株式会社プライオリティの中江です! 最近、お客様からスーパーや家電量販店のチラシをポスティングする相談を 受けました。 正直者なので言ってしまうのですが、ポスティングは不向きです! なぜなら、短期間で多くの人に、情報を伝えることが重要とされているからです。 お客様にお伝えしたのは、新聞折り込みチラシです。 新聞は毎日配達されるものですし、1日で購読者すべてに配達されるので 即効性という意味では申し分ない販促ツールと言えます。 また、お店のオープンやイベント開催などの告知を特定の配布エリアに向けて 短期間で情報発信できる広告手法としても「折り込みチラシ」は活用されます。 しかし ⇒ 狙い通りの効果が得られるか ⇒ そもそも我が家では新聞を購読していなので ⇒ 折り込みチラシの手続きは面倒そう といった声も多く聞かれるのが現状です。 そこで今回は「折り込みチラシ」と「ポスティングチラシ」はどの様に 使い分けすれば良いのかを皆さんに紹介させていただきます。
そもそも折り込みチラシとは?
折り込みチラシとは、新聞に挟み込まれる形態の広告を指し、配布地域や 配布日などを自由に選ぶことができます。 主にスーパーなどの食料品店や日用雑貨などを扱うホームセンター、家電 量販店などに適しています。 また、不動産販売などの地域に密着する形態も効果的です。
新聞購読者は少ないのでは?
一般的に新聞購読者は60%前後と言われており、購読者の大半は40~50代以上、 また、男性が多いのが特徴です。 ただ、昨今では、インターネットの普及により、新聞媒体の需要は減少しつつある ものの、高齢者の方々をターゲットとした商品やサービスであれば、効果を発揮 します。 到達率や費用対効果の高さから多く利用されている広告手法の1つでもあります。
新聞折込の反響率は?
商品・サービスの内容、単価により異なりますが、一般的には0.01%~0.3%の 反響率と言われております。 つまり、10,000部の折込を実施して、反響が1件~30件ということです。 また、日用雑貨などを扱うスーパーなどの業種では、「本日特売日」「目玉商品」 などの告知により、その反響率が1%にまで至る場合もあり、業種よって数値が 異なることを認識しておかなければなりません。
企業が折り込みチラシを活用するメリットは?
<短期間で配布できる>
折り込み指定日に一気に配布できるため、短期間で集客しやすいのが特徴です。
消費行動にそのままつながりやすく、チラシを受け取ってから数日内での
アクションを期待できます。
<店舗周辺にいる顧客にアピールできる>
店舗周辺に住む顧客に効率よくアピールでき、集客数や売上のアップを 目指せる点が挙げられます。 地域に密着する新聞折り込みならでと言えるでしょう。 店舗に来店する顧客は、近隣に住んでいる人であるケースが多いです。 したがって「実際に行ける場所かどうか?」を顧客は見ています。
<情報の信頼性が高い>
折り込みチラシは新聞社の基準を元に、記載の内容が禁止事項に触れて いないか検閲した上で各家庭に配布されます。 よってチラシの内容によっては折り込みチラシとして配布できない ケースもあるのです。 SNSなどは企業や個人が自由に発信できる一方で、折り込みチラシは 新聞社の基準を通ったものしか掲載できないため情報の信頼性が高く、 顧客にとってより有益な情報として認識してもらいやすいと言えます。
<主婦層やファミリー層、高齢者層のアピールしやすい>
新聞の購読者は主婦層やファミリー層、高齢者層が多く、これらの顧客層に うまくアピールできます。 特に地域性のある店舗やサービス情報などには効果を発揮する媒体です。 インターネットが普及し新聞購読者の減少傾向にあるものの、新聞は現在も 社会の動きを知るには欠かせない情報源の1つであり、信頼性もあります。 新聞の「地域性」「即効性」「信頼性」のメリットを活用することで、 伝えたい内容やターゲットによっては他の集客方法よりも効率よくアピール できるでしょう。
折り込みチラシのデメリットは?
<新聞を取っていない世帯にはアプローチできない>
一般社団法人日本新聞協会による「新聞の発行部数と世帯数の推移」調査では 、一般紙、スポーツ紙ともに年々発行部数が減少しており、2020年は 57,380,526世帯数に対し合計発行部数は35,091,944部です。 2008年頃から1世帯あたりの発行部数は1部を切っており、購読率は61%前後と 衰退しています。 特に若年層の新聞離れは顕著に表れています。 折り込みチラシの最大の特徴が逆に「新聞をとっていない世帯にはアプローチ できない」つまり伝えたいターゲットにまで情報を届けられない可能性がある点が デメリットといえます。
比較検討するべき点
チラシを配布する際に、新聞折り込みとポスティングを比較検討する方は多い でしょう。 新聞と一緒に配布される新聞折り込みに対し、ポスティングは個人宅や事務所の ポストに販促物(紙以外でも対応可)を直接投函して宣伝する広告手法です。 それぞれの違いをご確認いただき、どちらが効果的かを考えてご利用いただくと 良いでしょう。
<比較ポイント・新聞折込>
- 新聞を取っている世帯
- メインターゲットは、中高年・主婦 ・費用は、1枚3円程度
- 配布エリアは、日本全国どこでも対応可能
- 配布物の形態は、チラシのみ
<比較ポイント・ポスティング>
- どの世帯でも可能
- 幅広い層にアプローチ可能
- 費用は、1枚3〜8円程度(チラシの場合)
- 配布エリアは、地域密着で柔軟に対応可能。(世帯が少ないエリアは不可)
- 配布物の形態は、ポストに入れば何でも配布可能(口に入れるものは不可)
まとめ
<新聞折込が向いているケース>
- 幅広いエリアに配布したいとき
- 中高年、主婦層にアプローチしたいとき
- 費用を抑えてチラシを配布したいとき
<ポスティングが向いているケース>
- エリアを細かく限定して配布したいとき
- 若年層にもチラシを届けたいとき
- 新聞に折り込めない大きさや材質のチラシを配布したいとき
戸建てやマンション(分譲、賃貸)など配布場所を限定したいとき 新聞の折り込みラシは購読者に限られますが、幅広いエリアに配布する際に便利です。ターゲットが若年層の場合や折り込みチラシ以外のものを配布したい時は、ポスティングを活用するとよいでしょう。
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