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販促お役立ちコラム 「ポスティング通信」

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「ポスティングの極意」

2017.12.13

日本の旅行業界も海外の富裕層獲得に向け動いている

少し前の話ですが、6月下旬に日本政府観光局(JNTO)が、世界9市場で主に富裕層をターゲットとした旅行会社(バイヤー)と外国人富裕層の取り込みに力を入れる日本の観光事業者(セラー)との商談会(Japan Luxury Showcase)を実施しました。

この商談会では、海外バイヤーが求める情報や旅行商品と、日本側セラーが売り込みたいものとは、果たしてマッチしているのかという点が焦点となりました。

参加したのは米国、フランス、ロシア、イギリスなどの旅行会社。
富裕層をターゲットにしているため、顧客は個人旅行(FIT)を求める層が中心だそうです。日本への送客実績はあるが、日本の知識はそれぞれ。送客していない目的地については、まだ知らないことが多いようです。

その中で東海圏からも出席していますので、紹介できればと思います。

まずは、伊勢志摩ツーリズムとフランスのTapis Rouge社との商談。
フランス・パリを拠点とするTapis Rouge社は、主にカップルやファミリーなどを取り扱う。日本へは東京、京都、箱根、那覇などに送客しているが、伊勢志摩をはじめ三重県への送客実績はありません。

Tapis Rouge社のエイミーさんは「顧客にはアートや建築に関心が高い人が多く、香川県の直島にも送客したことがある。日本に対しては伝統と現代の両方を求めている人が多い」と明かしました。

伊勢志摩ツーリズムは伊勢志摩地域の着地型観光を手がける会社です。
まず、そのロケーションを説明し、「東京から大阪や京都に行く途中に訪れることができるし、世界遺産の熊野古道にも立ち寄ることも可能」とアピールしました。
また、ローカル体験として海女と一緒にダイビングするアクティビティーや海女小屋での採れたてシーフードの食体験などを紹介しました。 ホームステイも紹介したが、エイミーさんはホームステイ先の言語の問題を指摘しました。

これに対して、伊勢志摩ツーリズムは「事前にホームステイ先と打ち合わせをすることもできるし、希望するならガイドも一緒に泊まることもできる」と説明しました。

このほか、エイミーさんは伊勢志摩国立公園の高級リゾート「アマネム」にも関心を寄せました。

伊勢志摩ツーリズムでは、宿泊者向けにさまざまな体験プログラムを用意しているとアピールし、富裕層が満足できる地域であることに自信を示しました。

そして、下呂温泉「水明館」とロシアのEvroknotakt Tours社との商談。

ロシア・ウラジオストックを拠点とするEvroknotakt Toursはファミリー富裕層を主な顧客としていいます。シニアマネージャーのトルカノバさんは、今回の視察旅行で京都、石川、岐阜、東京を訪れたが、下呂温泉は立ち寄っていなかったそうです。

老舗旅館の水明館はまずそのロケーションを説明するとともに、ラグジュアリーな宿泊が楽しめる別館の「青嵐荘」を紹介しました。
それに対してトルカノバさんは、部屋のサイズ、スイートルームの有無、温泉付きの部屋、懐石料理などを中心に質問をしました。
また、ファミリー向けのサービスについても関心を示し、「たとえば、アクティビティーでキッズパスポートのようなサービスがあるのかどうか」といった質問も。水明館サイドは、旅館では子供も含めて浴衣を提供するサービス、旅館外では近隣にあるアスレチックパーク「ニンジャの森」を紹介し、ファミリーで楽しめる温泉であることをアビールしました。

すごくおもしろそうな商談ですね!
今後も外国人観光客が増加していくことが想定されています。

その中で国内にとどまらず、富裕層顧客を取り入れるためにも工夫が必要となってきていますね。

日本の強みである「おもてなし」や、「日本らしさ」がさらに求められてきます。

外国人環境客にヒットする会社様、サービスはどのように展開していくのでしょうか。

今後も楽しみですね。

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