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「ポスティングの極意」

2021.07.03

【ポスティングのアドバイスシリーズ!】ハロー効果とは?

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こんにちは。名古屋ポスティング!プライオリティの中江です!

今回は人間の心理の1つで、ハロー効果についてご紹介させていただきます。

そもそも「ハロー効果?」と聞くと「ハロー(Hello)」という挨拶が何かに作用するの?と一瞬思ってしまいますが、今回ご紹介する「ハロー(halo)」とはスペルが異なります。

「halo」とは、「後光」や「光輪」を意味する言葉で、「ハロー効果」は「1つの特徴に引っ張られて対象を歪めて見る」人間心理を指します。「後光効果」とも呼ばれます。

例えば、CMで好感度の高い芸能人が広告に起用されるのは、「ハロー効果」に則った合理的な宣伝手法だと言えます。

ハロー効果には、ポジティブ・ハロー効果とネガティブ・ハロー効果とがあります。

ポジティブ・ハロー効果は、評価者が人材を評価する際に、ある特定の評価が高いと感じた場合に、別の項目も高くしてしまう現象である。また、ネガティブハロー効果は、評価者が人材を評価する際に、ある特定の評価が高いと感じた場合に、別の評価を低くしてしまうという現象である。

一般的には、最も日常で起こるケースの一つとして、学歴があげられます。

有名大学を卒業しているAさんがと、ビジネスパーソンとして優れているかどうかは本来関係のないことではありますが、実際に確認などをせずに、Aさんを優れたビジネスパーソンであると評価してしまうのです。

また、他にも英語ができることと、仕事ができることは英語を必要とする職種でない限り、関係のないことではありますが、実際に確認などをせずに、英語のできる人を優れたビジネスパーソンであると評価してしまうのです 。

この様に「ハロー効果(halo effect)」とは、ある人物・物事を評価する際に「分かりやすく目立つ特徴」に引きずられて、その特徴以外の要素まで同じように評価してしまう認知バイアスのことを指します。

ですから「後光」は人物そのものではなく背後から輝いているように見せてくれる光です。その「後光の特徴」によって、その人がまるで「神様や仏様のように神聖で優れた存在」のように見えてしまう、これがハロー効果です。

「ハロー効果」のマーケティング・広告への活用法
「ハロー効果」をマーケティングに活用するポピュラーな方法は、「好感度の高い(商品イメージに合った)芸能人・イメージキャラクター」を広告に起用することです。

テレビCMなどを見ていると化粧品メーカーのCMのほとんどがイメージの良い女優、男優の方が出演されていますが、商品についてあれこれ説明しなくても効果のイメージを簡単に伝えることができます。

アイスやアルバイト求人のCMでは、アイドルグループ・乃木坂46の「明るく快活な可愛いイメージ」によって、「美味しいよ!」や「バイトで楽しい経験ができるかも?」といった購入・アプリ利用につながるメッセージを若者たちに伝えることができています。

では、芸能人を起用する予算など全くない場合は「3B」を使ってみましょう。
「芸能人を起用すれば広告効果が大きく上がるのは分かるけど、自社の広告予算では現実的ではない」という方がほとんどだと思います。そんな時は、ポジティブ・ハロー効果が働きやすい「3B」を広告に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

3Bとは「Beauty(美人)」「Baby(赤ちゃん)」「Beast(動物)」の頭文字を取ったもので、「美人=美しくて見とれる」「赤ちゃん=無条件に可愛い」「動物=愛らしくて癒される」の分かりやすい特徴によってハロー効果が働き、広告の商品・サービスの評価やイメージを自然に高めることができます。

広告費の著名人、有名人が使えなくても、素材の美人(笑顔の素敵な人)、赤ちゃんの写真、犬、猫、ウサギといった可愛い動物の写真やイラストを広告に採用することで、「会社・商品・サービスの全体のイメージ」を格段にアップできるのです。

現在でも「ソフトバンク」はお父さん役の白い犬を多用して親しみやすい携帯キャリアのイメージを確立できています。

大企業も3Bを意識したマーケティングを展開していることからもそのハロー効果の大きさが伺い知れますが、予算が限られている中小企業・個人事業こそ、「美人・赤ちゃん・動物(3B)を採用した広告のハロー効果」を積極的に活用したいところです。

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