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「ポスティングの極意」

2022.12.22

性別・年代・家族構成でセグメント!進化したポスティングとは?

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名古屋市でポスティングをしているプライオリティの中江です。

 

マーケティング用語としてよく耳にする「セグメント」ですが、簡単に説明すると市場に存在する見込み客を、特定の条件でグループ分けすることを表しています。例えば、セグメントを設定する際には、年齢・性別・地域などの条件が一般的に用いられます。また、セグメントを設定することをセグメンテーション(市場細分化)とも呼びます。

 

では、ポスティング業界では「セグメント」という言葉をどの様に使われているのでしょうか。

 

セグメントポスティングでは、主に以下の三つに分類することができます。

 

「選別配布」

目視で判別すること出来る条件に応じて、ポスティングする物件を決定します。

一戸建て、集合住宅(分譲集合、賃貸集合)、単身住宅、事務所といった住居形態が挙げられますが、その他にも、坪数や建坪面積、おおよその築年数、さらには屋根や壁の状態、車庫の有無、カーポートや庭の有無などによって選別することも物理的には可能と言えます。

 

「識別配布」

分譲集合、賃貸集合、事業所の業種などリストに基づき、ポスティングする物件を決定します。

 

「属性配布」

国勢調査のデータ(都道府県、市区町村、町丁目など)に基づき地域の特性を見つけ出し、地理空間情報(位置情報をもつ社会や経済などの人、および自然環境に関する情報)の可視化や分析などを行うGIS(地理情報システム/Geographic Information System)と併せてポスティングする物件を決定します。

 

主に人口、年齢層別、男女別、世帯年収、世帯人数別などのデータを利用します。

 

 

では、上記の分類方法を具体的なポスティング事例にあてはめてみましょう。

 

「エリアフリー配布」

細かい町丁目を絞り込まず、行政区単位の指定で広く配布をするプランとなります。コストを下げて大量に配布を行う事ができます。商圏の広いターミナルに店舗がある企業様・無店舗型の通販・アプリなどのテストマーケティングに有効です。

 

「GISセグメント配布」

国勢調査のデータを使い、年代や性別・居住形態・家族形態などの数値を元に比率の高い地域を抜粋する方法となります。無駄打ちを防ぐ為、対象ターゲットの比率が低い地域を除外するイメージとなります。ターゲット層が明確な、店舗型のクライアント様などに最適です。

 

「マンションセグメント配布」

おおまかに分譲マンション、賃貸マンションに分けられます。分譲の場合は築年数・間取り・販売価格、賃貸の場合は間取り(専有面積)でのセグメントが可能です。また、マンション規模として総戸数などで分けることもできます。物件単位でのセグメントとなり配布単価は割高となりますが、不動産の販売・買取や教育関係・百貨店様・他ファミリー向け商材、単身向け商材など 無駄打ちを極力減らす、あるいはターゲットする物件が絞り込めているといった業種のクライアント様に有効となります。

 

 

では最後に、他の販促ツールとの比較をしてみましょう。

 

「新聞折込とセグメントポスティングの違い」

 

アプローチ先が新聞購読者に限られる

通常の新聞折込の場合、投函先は『新聞購読者』に限られてしまいます。 最近では、ネットやスマートフォンの普及によりかなりの量の情報が収集できてしまう為、 新聞を取らない世帯も増えてきました。このようなお客様もターゲットとして、 ポスティングできるのがセグメントポスティングの強みです。

 

多くのチラシの中に紛れてしまう

新聞折込では、同時に多くのチラシが折り込まれるため、 その中に紛れて目立たなくなってしまうことが多くなります。 セグメントポスティングは、単独で投函されることが多いため、紛れ込まずにお客様の目にとまり易くなります。

 

どのチラシも同様の形状なので目立たない

折り込める形状が決まっている新聞折込では、そのルールの中で広告物を制作する為、 なかなか目立つものは作れません。 オリジナリティを出しやすく、目に留まりやすい広告が可能です。

 

広告内容が安っぽく見える

新聞折込の場合『選択したエリアの全世帯』に配布することになります。 そうすると配布部数が自然と多くなりますので、1枚あたりの印刷コストも当然低くなります。 そのように制作した販促物は、どうしても安っぽくなり、 商品自体の品位を落としてしまう場合もあります。

 

細かいエリア指定ができない

新聞の配達エリアを単位として配布する為、例えばその中での高級住宅地エリアも、 その他のエリアも、全て配布することになります。 本来は高級住宅地にのみ配布したい場合も、その全域に配布することになります。 セグメントポスティングなら、細かいエリアが指定できるので、無駄なコストを削減できます。

 

 

「ダイレクトメールとセグメントポスティングの違い」

 

個人情報に伴うリスクがある

個人情報保護法よって、5,000件以上の個人情報を個人情報データベース等として、 所持し事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされるため、配布する場合、 企業リスクが伴います。また、Pマーク(プライバシーマーク)を取得していても、 情報の取り扱いで、すべてが活用できない企業様が多いのも現実です。 セグメントポスティングの場合、顧客層が分かり「無宛名」で配布しますので 「個人情報」に該当しない形式で、配布できるのが強みとなっております。

 

宛先が引っ越ししていると届かない

ダイレクトメールの場合、引っ越ししていると返送されるケースがあります。 お客様のほうで、住民票の転居届が出ていれば良いのですが、引っ越し前の住所の場合もありますが、 セグメントポスティングの場合、元から宛先がないので返送が無いのが特徴です。

 

リスト収集に費用がかかる

ダイレクトメールのリスト収集の場合、データバンクからの購入も高く、個人情報のリスクと 顧客層のセグメントで人件コストも馬鹿になりません。セグメントポスティングでは、 時間、労力、費用の悩みがなく、元々リストがありますのでコスト削減が可能です。

 

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