効果的な個別DM風(封筒ポスティング)で集客力UPを目指せ①
封書などを用いてDM風の広告物をポスティングするケースでは、ポストから出した際に通常の宣伝チラシとは形状が異なるため、そのまま家に持ち帰ってもらえる可能性が上がります。また、封書のため中身の確認をしてもらえることが多く、広告の内容に目を通してもらえる可能性も格段に上がります。
開封率をアップするダイレクトメール風の配布物はコストがかかりますが、その分チラシの内容にも目を通してもらえる可能性が高くなります。作り方によっては手紙かな?と思ったら、近隣のお店からの宣伝だった‥という経験はありませんか?
そう、一見手紙かなと勘違いしそうな形でポスティングされたもの、封筒にチラシや案内の手紙を入れてポスティングされたもの、それが「封筒ポスティング」です。
では、封筒ポスティングは、通常のチラシよりも効果があるのでしょうか?
封筒に入れる分、コストや手間がかかりそうだけど、一体、チラシとどのぐらい違うのだろう‥‥
【封筒ポスティングはチラシよりも見られやすい】
ポスティングで最も大切なことは、まず見てもらうこと。そして、それがレスポンスにつながること。でも、これが実は一番難しいのです。
ですから、ここを突破するためだけでも封筒を使うメリットは大きいのです。
それ以外にも封筒ポスティングにはどの様なメリットがあるのでしょうか。
また、デメリットはないのでしょうか?
【封筒ポスティングは見てもらえる】
チラシのレスポンス率は0.1〜0.5%とも言われています。これを聞いただけでも、やる意味があるのか心配になってしまいますね。
でもチラシを封筒に入れただけで、このレスポンス率が5%まで跳ね上がったらどうでしょうか?
その為の「見てもらえること」なのです。
では、あらためて何故見てもらえるのか?その理由をいくつかご紹介します。
【重要なお知らせかもしれないと思われる】
白い封筒に「近隣にお住いの皆様へ」と宛名が書かれていたら、そのまま捨てるのを躊躇しますよね。
何か重要なお知らせかもしれない。近所で行われる行事か何かの案内かも…と思うからです。
さらに封筒に何も書かれてなければ、中身を確認せずに捨てるなんてことは絶対にありえないですよね。
手紙サイズのものなら、本当に手紙と勘違いすることもあります。
あるいは、わざわざ手紙の形でポスティングしてきた手間に対して、丁寧で一生懸命な印象を受けて、見てあげようという気持ちになる人もいるでしょう。
【見えないから見たくなる】
紙の封筒の場合、中身が見えないから何が書かれているのか気になり、とりあえず開けてみる人が少なくないでしょう。「見えないから見たくなる」という心理が働くからです。
紙の上から何か気になる手触りがあれば、もっと開けて見たいという気持ちが強くなりますよね。
【チラシよりも付加価値がつけやすい】
封筒を使うことで、チラシよりも付加価値がつけやすくなります。
① 封筒にチラシ以外のものを入れて、顧客にアピールする
② 封筒とチラシの連携で、顧客に興味を持たせる
チラシとは別で「サービス券」「クーポン券」などを入れておくといいでしょう。
チラシにもつけられなくはないですが、別に入れることで、自分に届いたもの、自分だけがもらえたものという何か得した気分にさせてくれるという利点があります。
封筒に中が見たくなる言葉を入れて、中身でお得感を感じさせるという方法です。
封筒の外に、「近隣の皆様にだけ特別クーポンをお届けします」というようなコピーが書かれていたらどうでしょう。
自分だけもらえた。何かとても大切なもの。特別なものという印象を与えるのではないでしょうか。
そして、封筒を開けると、中にクーポン券が入っている。
そこにはお友達紹介カードや○名様まで使えますという記載がある。
これなら、友達とのイベントやお出かけに使えるため、行ってみようと思うことでしょう。有効期限を設けておけば、すぐに行動につなげてもらえるのです。
また、全く逆のコピーとして「○○な人は絶対に開けないでください」なんて書かれていたら、思わず好奇心で中身を見たくなること必須です。
このように、封筒ポスティングは、アイデア次第で顧客にプラスαのアプローチができる自由度の高い販促ツールとなり得るのです。
従来のチラシポスティングに変化を加え、新たな顧客獲得に取り組んでみましょう。
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