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「ポスティングの極意」

2018.03.13

コンビニエンスストア大変革期突入!?

コンビニエンスストアが大きく変わろうとしています。

3年ぶりに売上高がマイナスに転じたコンビニ業界。
競争が激化する中、これまでのコンビニには無かったサービスを拡大しています。

ファミリーマートが24時間営業のフィットネス店舗「Fit&GO」の1号店を2月14日に東京都大田区でOPENしました。
1階にコンビニエンスストア、2階にランニングマシンなどトレーニング器具を備えたフィットネスジムを設けています。

「コンビニとフィットネスの主要顧客はともに20~40代」という点に着目したようです。
今後5年間でフィットネス併設店舗を300まで拡大する予定だそうです。

フィットネスジムへの入退館は専用のICバンドを使用し、極力店舗に不可がかからずに利益を上げられる仕組みにしています。1階のコンビニ部分にはタオルなどフィットネス関連の商品を扱うようにし、創造効果を狙っています。

また、ファミリーマートはコインランドリー事業にも参入する予定で、共働きや単身世帯の増加により、コインランドリーのニーズが高まっていることから集客の一助にしたい考えだそうです。
こちらは2020年の2月までに全国500店舗で運営予定です。

コインランドリーでは家電大手のアクアと業務提携をし、洗濯機など機材の提携を受け、自ら運営します。新規出店や改装の場合はコインランドリーと一体型の店とします。既存店は駐車場を活用し、専用スペースを用意します。今年の春に1号店を出店予定で、24時間営業とのことです。

一方、最大手のセブンイレブンは昨年、東京や広島に保育園を開設しました。
「モノだけでなくコトの提供」をすることで、より多くの人に愛される店づくりをしたい。という思いでスタートしました。
また、この事業をきっかけに新たな雇用創出と待機児童解消に繋がれば良い。と、セブンイレブン・ジャパンの取締役は保育園を店舗に併設する狙いをこう語っています。

昨今、小売りや外食業界では人手不足が深刻な問題となっており、主婦に特化した説明会を開くなど、採用合戦が激しくなっています。

フランチャイズチェーンを展開する企業の場合
「多様な人材に公平に接する」という考えからこれまでは保育所の設置に否定的でした。
これに対し、セブンイレブンは待機児童が多い地域を優先し、店舗が保育料の一部を負担することで、他地域の店舗とのバランスを図りました。今回開いた保育園の状況を精査し、他地域への設置も検討しています。

そしてローソンは介護事業者組み、ケアマネージャーが常駐するケアローソンを2015年から展開しています。こちらは通常のコンビニ商品のほか、介護関連の食品や日用品も扱っています。誰でも気軽に立ち寄ることのできるコンビニで、ケアマネージャーに相談できる環境を設けました。さらにはサロンスペースも設け、地域の交流の場としての機能も目指しているそうです。

日本フランチャイズチェーン協会がまとめた2017年末時点での、コンビニ店舗数は、16年末に比べて3.2%増え約55,000店舗となっています。市場が膨らむ一方、店舗間の競争はさらに激しくなっており、ファミリーマートでは既存店ベースでの画数が9か月連続で前年同月比を割っています。

セブンイレブンは自転車のシェアサービス、ローソンは民博向けの鍵の受け渡しサービスを、手がけるなど、各社異業種の取り組みや他業態との連携で差別化を図ろうとしています。

セブンイレブンの新卒採用ページには
「セブン―イレブン・ジャパンのライバルは誰でしょう?
同業コンビニ?食品メーカー?商社?銀行?IT?公共機関?
いいえ。ちがいます。ライバルは『変化するお客様のニーズ』です。」
と書かれています。

これこそが時代の流れであり、これからのコンビニ業界を象徴する言葉なのではないかと思います。

私たち販売促進をお手伝いする業界も、世の中の変化のスピードについていき、消費者の多様なニーズに応えられるよう変化する必要があります。

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