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「ポスティングの極意」

2018.04.17

そのチラシで大丈夫ですか?効果がある工夫

様々なチラシを日々見る中で「?」「!」と思うことがあります。

例えば「何の宣伝か分からない」「文字量が多すぎて何を言いたいのか分からない」「連絡先の記載がない」などといったチラシを配布していても「反響がなかった!」「ちゃんと配ってるの?」とのご指摘に対しても、思わずチラシの内容や販売促進の企画も工夫が無かったのではと考えさせられることがあります。

だからこそ、「ポスティングのために考えられた意味のあるデザイン」と「計画的に配布をする」この2点は最低限が考えることが望まれます。

「●●が1,000円!」と書くのと、「●●が通常価格1,500円のところを、なんと特別価格1,000円!」とでは、手に取った人の「お得感」が大きく変わります。

この「お得感」がマーケティングにおいては非常に重要です。

潜在顧客にリーチする手段としてのポスティングは、少なくとも「プッシュ型」のツールとなります。

インターネットに代表されるように、昨今は消費者が自ら望むものを探すという「プル型」ツールが多いため、消費者の各家庭に直接届けるチラシという手段の希少性は各業界で再注目されています。

そんなポスティングならではの特性を活かしきれず、せっかく届けたチラシが潜在顧客に「見る価値がない」と判断されてしまっては残念ながらゴミ箱に直行してしまうだけです。

ご家庭でポストを開けた時を思い出してみてください。

ポストの中のチラシを仕分ける時、1枚に何秒かけますか?だいたいの方が2~3秒程度であるかと思います。
その「2~3秒」が勝負の明暗となります。
この壁を越えることで初めて潜在顧客の意識に残るのです。

割引クーポンのような直接的「お得感」を提示するのも手ですが、そのクーポンが目に入るかどうかも、やはりデザインに負うところが少なくありません。

確率論でいえばたくさん配れば反響実数は上がりますが、いわゆるコンバージョン率を上げてコスト削減をしようと思った時、チラシの内容が多く左右します。

配れば反響があるのは間違いないですが、大事なお金を費やす以上、「より魅力的なチラシ」をご検討頂く事が費用対効果を上げる最大の武器です。

デザイン決定をされる前に、もう1度だけチラシのデザインを見直して下さい。
2~3秒の壁を何枚のチラシが越えられるかは、その意識で大きく変わります。

 

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