【ポスティングのアドバイスシリーズ!】ツァイガルニク効果
こんにちは。名古屋ポスティング!プライオリティの中江です!
今回は、ツァイガルニク効果についてご紹介させていただきます。
よくテレビ番組のCM直前に「この後、急展開!」などのテロップがでると、思わず続きを見たくなりますよね。
私の場合は、CMの間だけと思いチャンネルを変えてしまい、戻った時には既に結果が発表されてしまっていた!」なんて言うことがあります。(笑)
人は達成できた事柄よりも達成できなかった事柄や中断している事柄のほうをよく覚えているという現象をツァイガルニク効果といいます。
まさしくこの様な効果を狙ってテレビ番組は編集されているのです。
他にも
・ドラマ:1話を観ると、2話以降がきになる。ドラマのラストは結末の先送りで終わる。
・テレビ:「続きはCMの後で!と言われるとチャンネルが変えられない。
・漫画:来週のジャンプが早く読みたい。
・記事:続きを見たくて、ついつい会員登録してしまう。
この様に、私たちの日常で非常に多く存在しています。
知りたい内容や興味の対象を一旦遮断されることで、より強く気になってしまうというのは、ツァイガルニク効果の基本的な原理です。
友人との会話で中途半端に情報を与えられ「やっぱり言うのやめておくー」と言われたら、「何?何?気になるから言ってよ!」と言うような会話の攻防をした経験があると思います。これもツァイガルニク効果の1つです。
キャッチコピーにも使える?
紙媒体でもWEB媒体でも1番大事なキャッチコピーにも使えます。ツァイガルニク効果の考えに基づくと、人は未完了の事柄が気になるのであれば、疑問符で投げかけられて反応してしまった脳は「完結」したくなるのです。例えば・・
A:ポスティングを活用して、集客システムを作る方法
B:果たしてポスティングで本当に集客システムを作れるのか?
上記の場合には、Bの方が反応が良い傾向があります。人は投げかけられると答えを求めてしまう性質がありますので、1つの参考になるのではないでしょうか?Bで投げかけられた質問に対する答えが知りたくて、本文を読んでしまうという事は往々にして日常に溢れているもの。
どの様に消費者の注意を引くのか?考えながらチラシ作りを行えると良いですね。
番外編として、最後にナイキのロゴについてご紹介させていただきます。
1971年に商標登録されたロゴマークで名称は、”ビューンと音をさせる”という意味の「スウッシュ (Swoosh) 」。
ポートランド州立大学でグラフィックデザインを選考していた学生が制作したもので、躍動感やスピード感を表現しており、社名の由来ともなった女神ニケの翼をモチーフにしていると言われている。
ちなみ、制作費は、時給2ドル、計35ドルだったそうです。
それから数年で世界的なブランドに成長したわけですが、その要因のひとつは間違いなく、スウッシュロゴの魅力でしょう。
これもいわば未完成な形が続きを見たいという心理につながっているんでようか?
勝利の女神「ニーケ」が由来
NIKEのロゴマークとして揺るぎない地位を築いている「スウィッシュ」というロゴマークもまた、この夢の影響を大いに受けています。
「スウィッシュ」はニーケの翼をモチーフにしているだけでなく、スポーツには欠かせない躍動感やスピード感などを表すロゴマークとして作られました。
創業者の一人であるフィル・ナイトは、出来上がった当初、心から「このロゴマークは当社にピッタリだ!」とは思っておらず、生産に間に合わせるために仕方なく「スウィッシュ」を採用したのでした。
その時彼は「いずれ好きになるだろう」という言葉を残していますが、その言葉は長い年月を経て現実のものとなりました。今や世界的なスポーツ用品ブランドとして歴史にその名を刻んでおり、世界中の多くの方がNIKEのロゴマークに愛着を感じています。
まずはお気軽にお
問い合わせください
Webからのお問い合わせ