「ペルソナ」を設定したほうがいい? 「ペルソナ」って何?
皆さん、ペルソナという言葉をご存知でしょうか?
ご存知でない方はこのコラムをきっかけに知ってもらうことが出来ればと思います。
ペルソナとは、「ある商品やサービスにとって最も重要かつ象徴的なユーザー像」です。通常、実在する一人の人間かのような詳しい属性情報や趣味趣向、価値観や生活パターンを設定します。BtoBの場合はどんな役職についているかが重要になります。BtoCの場合は、役職よりかは年収の方が重要と考えられています。
ブランディングを主目的とする場合は、好きなブランドや雑誌、映画など趣味趣向を細かくし、明確化したほうが良いですね。このように、商品やサービスによって必要な項目は変化します。こ んな商品やサービスであっても皆さまターゲット設定はしていますよね?
ではなぜ、細かくペルソナ設定する必要があるのでしょうか?
それは、多くの場合のターゲット設定はあまり役に立たないからです。
ペルソナ設定をすることによって以下のようなメリットが生まれます。
例えば、ペルソナを設定していない場合、広告デザインをどのように考えますか?
これまでのコラムでも何回か問題定義をしていますが、自分たち目線のデザインになってしまっていないですか?
自分たちが売りたいものをただ載せているだけ。では効果があまり期待できません。
しかし、ペルソナを設定することによって、そのペルソナのために、ペルソナが興味を持つようなデザインになるのです。
ということは、これまでのコラムで問題定義していたことが解決することが出来るのです。
マーケティング、販売促進に関わる人多い会社の場合どうでしょうか?
これまでのようにペルソナを設定していなければ、全員の意思統一を図るのが困難になりそうではないでしょうか?
ある程度ターゲットが定まっていたとしても、ターゲットのライフスタイルなどを想像していると、マーケティングを考える人たちの考えが一致しなさそうですよね。
しかし、ペルソナを設定することで、全員共通のモデルユーザーが存在することになるので意思統一が出来、判断に迷った際も共通認識の上で考えることが出来ます。では、ペルソナを設定して成功した例を見てみましょう。
Soup Stock Tokyo では、「秋野つゆ」という名前のペルソナを設定しました。
秋野つゆは
・37歳の女性で、都心で働くキャリアウーマン。
・装飾性よりも機能性を重視していて、フォアグラよりもレバー好き。
・プールでは平泳ぎではなくクロールで泳ぐ。というような設定をしました。
この秋野つゆを満足させる形でメニュー、店舗の場所や雰囲気を考え、作っていったところわずか10年で売上高42億円という成功を収めることができたのです!もちろん、さらに細かな設定をしたうえでペルソナ設定をしていると思います。
いかがでしょうか?ペルソナ設定の重要性を分かって頂けたと思います。販売促進をするうえで欠かせないペルソナ設定。
まずはペルソナ設定してみましょう!
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